2020年5月2日土曜日

『栄養剤は体の疲れを取るのではなく疲れを作る』

1日疲れて帰ってきたら、栄養剤を飲みたいですよね。
人によっては「1日の疲れを栄養剤で取ろう!」と思っている人もいるかもしれません。

ですが、栄養剤は体を健康にする効果はなく、むしろ体が疲れる。

という悲しい現実があるんです。
世の中には万能薬は存在しないんですよね。


そもそも、栄養剤の多くは糖質とカフェインが多く入っています。

糖質から説明をすると、以前にも記事で書きましたが、体のエネルギーになる栄養素なんです。
なので勿論エネルギーを取ってるので元気になるんです。
「ご飯を食べないと力が出ないんだよね」と言う人がいますが、それと一緒です。
これだけ聞くと糖質いいじゃんってなると思うんですが、取りすぎると糖尿病や癌の原因になったりもしますので止めましょうね。
そしてこれも勿論な話なんですが、エネルギーがなくなると元気じゃなくなりますよね。
つまり、エネルギー補給しているだけなのでいずれなくなるだけというお話なんです


ではカフェインはどうなのか。これも体が一時的に元気になる物です。
カフェインは眠気を消す効果があるので、眠気がなくなって元気になっていると錯覚しているんです。
私から言わせてもらうと、栄養剤に本当に元気になる効果があるのであれば、カフェインで誤魔化さずに栄養のある物を入れて本当の意味での栄養剤にして頂きたいなと思わざる得ないんです。
カフェインは確かに血管拡張効果という良い効果もあります。
ですが個人的には、体感ではそこまで拡張されている感じはしませんし、そもそも拡張させたいんなら湯舟に入るほうが効果が高いです。


ではどうすれば良いのか。
それはきちんと自炊をして栄養のある食事を取って、お風呂の時は湯舟に入る等の健康を意識した行動をして頂きたいです。
こちらの方が何倍も体が楽になりますし、疲労が消えます。
栄養剤なんていりませんよ。

「自炊大変そう」なんて思っている人は勘違いです。
今の時代、もうすでにカットされている野菜や、圧力鍋で調理時間を短縮する。即席ではないけど電子レンジで出来る自炊等も存在しています。
簡単な物から始めて、高たんぱく質と高食物繊維を意識するだけで十分です。
これが体にとっての一番の栄養剤です。

次回はバターとマーガリンどちらが体に悪いのかです。よろしくお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿