2020年5月1日金曜日

『ゲームは多くの時間を犠牲にして得る楽しみ』

前回趣味を探しましょうと言ったんですが、その中でもゲームは残念ながら体に悪いんです。

ゲームは中毒性が高すぎて時間を無駄にする。

という事です。
と言いつつ私はゲーマーで、毎日のルーティーンに必ず入ってます。
とはいえ、今から趣味を探します!という人がゲームにはまってしまうのも気が引けますので、自分の精神を攻撃しながら説明します。


よく聞く話でオンラインゲームに親がはまりすぎて子供の世話をしなくなったという話を聞きますが、これは誇張表現ではなく、本当にあり得る話なんですね。

ゲームをしない人は「飽きたら止めたらいいんじゃないの?」と思うと思うんですが、そんな簡単な話じゃありません。
確かにやる事自体は同じで同じ作業をしていたら飽きるんじゃないかと思うと思います、私も同じだったら飽きると思うんですよ。
ただ、これが同じじゃないというのが重要です。

それが、イベントです。

皆さん、苦労してようやく手に入れた物って凄く嬉しくないですか?
それが定期的にやってきてまた苦労して手に入るんですよ。そして、その手に入る物がとても良い物だったら。そのイベントでしか手に入らない物だったら。
毎回イベントしようと思いますよね。これがゲームの中毒に拍車をかけます。

そして次のイベントの為に準備をします。イベントの為となると同じ作業をしていても飽きなくなるんです。
これが罠です。段々と同じ作業をしているのにイベントの為となると楽しくなってくるんです。


「じゃあ据え置き機なら平気かな?」と思った人、甘いです。
据え置き機は例えばテトリスならスコアという物が存在します。
1万点取ったとしましょう。次は1万点超えるぞ!とか2万点目指すぞ!ってなるんです。
そしてちょっとずつ点が高くなっていくんです。
これも苦労して手に入れる物ですよね。

「高得点取った所で意味ないじゃん」と思うと思うんですが、これはやってみたら分かります。
これも例えるんですが、他人が段々と身近になってきて家族みたいな感覚になってくるんですよ。
「意味ないじゃん」と言われたら「意味ない事はない!家族なんだ!」となりますよね。
これは誇張表現じゃありません。段々と感情移入して身近になってきて、本当にこうなっちゃうんです。
だから「現実とゲームの境目が分からなくなった」という話が出てくるんですね。

そしてゲームをずっと続けたいという危険な思考に変わってしまうんです。


とはいえ、ちゃんと節度を持ってゲームをしている人もいますし、こういった危険性を分かっていながらプレイをしている人も沢山いらっしゃいます。
時間の流れを早く感じすぎて、時間の無駄だという事を分かっていながらゲームの楽しみに時間をかけたいと思っている人もいます。
そういった人達には批判をするのではなく、全力で楽しんでいるんだなって思う位で止めておいてほしいなと個人的には思っています。

新しく趣味を探している人に勧めるかと言えば、人によるといった感じですね。
元々忙しそうにしている人には勧められませんし、暇そうなら勧めるかもしれません。

次回は栄養剤は体に悪いです。よろしくお願いします。

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